今回は、「『すみません』の頻度を減らすと自分のことをもっと好きになれるし周りの人も幸せにできるよ」というお話です。
「すみません」って便利な言葉ですよね。基本的には「ごめんなさい」の意味ですが、「ありがとう」の意味で使っても日本人には十分ニュアンスで伝わります。
だからこそ、多くの場面で「すみません」を使ってしまいがちですが…これを意識して減らしていくと、自己肯定感を高めたり、周囲を良い気分にすることができます。
実際、私がある時を境に「すみません」を「ありがとう」に変えるよう意識していったところ、自分をどんどん好きになれましたし、周りの反応も良くなりました。
その経験を踏まえ、「すみませんよりありがとうを増やせば良くなる」について、
- なぜ、すみませんを減らすと良くなるのか
- すみませんを減らすにはどうすれば良いのか
この2点をお伝えします。
なぜ、すみませんを減らすと良くなるのか
実は「すみません」と言うたびに、自分のことを下げてしまっています。
だから、その言葉は謝る時のみに使うようにすることで、下げてしまった自分のイメージを引き上げることができるのです。
謝罪の意味ではない「すみません」は…
例えば・・
道を譲ってもらって「すみません〜」
物をいただいて「すみません〜」
もはや相槌代わりになってる「すみません〜」
こういったもので、自分に「すみません」という言葉を言い聞かせていることになるため、『自分は申し訳ない存在なんだ』『自分はいつも謝っているのが当たり前』というイメージを無意識につけてしまっています。
また、周囲に与える影響も「すみません」を減らすと良くなります。
これは自分に置き換えて考えるとわかりやすいのですが、単純に「すみません」って言われてもあまり良い気持ちはしませんよね。
もちろん、謝罪の意味で言ってもらう分には違和感はありませんが、「ありがとう」の意味で「すみません」を使われるよりは、そのままありがとうと言ってもらえた方が受ける印象は変わるはずです。
例えば・・
あなたが何かをプレゼントした時
「すみません〜!こんな良い物を…」
「ありがとうございます!こんな良い物を…」
意味は同じですが、前者はなんだか遠慮というか、後ろ向きな印象がありませんか。一方、後者は純粋に喜んでくれている感じがして、言われる方も良い気分がするのではないでしょうか。
「すみません」を言いすぎると、自分に対して言い聞かせることになる…という話をしましたが、それは聞き手(=周りの人)も同じ。
あなたが何度も「すみません」を使っていると、聞いている人も気持ちが下がってしまうのです。
自分のためにも、周りのためにも、「すみません」より「ありがとう」を使った方が幸せになれます。
すみませんを減らすにはどうすれば良いのか
では、「すみません」を減らすにはどうすれば良いのでしょうか。とてもシンプルですが、
言った後、気づき次第「ありがとう」を付け足すだけで十分です。
「すみません」は便利な言葉。つい使ってしまうのも無理はありません。私もめちゃくちゃ乱用していました(笑)
ですから、「すみません」を使ってしまったことに対して自分を責めたり焦る必要はありません。
気付いたら、「すみません、…!ありがとうございます」と付け加えたら十分です。
これを繰り返すうちに、自然と「ありがとう」が増えますし、それに伴って自分のことをもっと好きになれますし、周りの人にも良い印象を与えることができます。
まとめ
「すみません」の頻度を減らすだけでも、自分のことをもっと好きになれますし、周囲を幸せにできます。
その理由は、
- 「すみません」をたくさん言うことで自分に対するイメージを下げてしまっているから
- 周囲も「すみません」を聞いて気分が下がるから(ありがとうが聞きたい)
この2つ。
そして、頻度を落とす方法としては、「すみません」の後に「ありがとう」を付け足すだけでOKです。このことを癖づけているうちに、自然と「ありがとう」の方が増えます。
こんなことで何が変わるんだ…と思うかもしれないくらい小さなことですが、やってみると体感できます。ぜひお試しください。
本記事で「すみません」をたくさん使ってしまったので、最後に…
ありがとうございます♡ありがとうございます♡ありがとうございます♡
この記事を読んでくれてありがとうございました╰(*´︶`*)╯